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ラクトフェリンとメラニンの関係
2026年8月5日
牛乳売り場には、価格に倍ほどの差があります。
その違いは、主に殺菌方法と製法です。
私は毎日飲むものだからこそ、できるだけ低温殺菌・ノンホモ牛乳を選んでいます。
肌をつくる、たんぱく質
肌の材料になるのは、たんぱく質です。
牛乳のたんぱく質は約8割がカゼイン、約2割が乳清(ホエイ)たんぱく質でできています。
乳清たんぱく質に含まれるラクトフェリンや免疫グロブリンは熱に弱く、超高温殺菌では一部が変性します。
一方、低温殺菌では、これらの成分が比較的保たれやすいことが報告されています。
腸は、美肌の土台
腸内環境の乱れは、全身の炎症や肌のバリア機能にも影響します。
ラクトフェリンには抗炎症作用や腸内環境をサポートする働きが報告されており、美容分野でも注目されている成分です。
さらに、細胞を用いた研究では、ラクトフェリンがメラニンを作る酵素(チロシナーゼ)の働きを抑え、メラニン生成を抑制する可能性も示されています。
ただし、牛乳を飲むことでシミや肝斑が改善することを示した十分な臨床エビデンスは、現時点では確認されていません。
カルシウムは肌にも必要
カルシウムは骨だけではありません。
皮膚では、ターンオーバーやバリア機能の維持にも重要な役割を担っています。
牛乳はカルシウムの吸収率が比較的高い食品として知られています。
ノンホモという選択
ノンホモ牛乳は、脂肪球を細かく砕くホモジナイズ処理をしていません。
脂肪球膜(MFGM)には、スフィンゴミエリンやリン脂質などが含まれ、美容や健康との関係について研究が進められています。
お腹がゆるくなる方へ
牛乳でお腹がゆるくなる主な原因は、乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)が少ない乳糖不耐症です。
殺菌方法によって乳糖の量は変わりません。
温めてゆっくり飲むことで、症状が軽くなる方もいます。
毎日の積み重ね
価格は大切です。
それでも、毎日体に入るものは、未来の肌や健康をつくる土台になります。
私は朝の一杯やココアに使う牛乳だけでも、低温殺菌・ノンホモを選んでいます。
すべてを変える必要はありません。
まずはパッケージの裏にある「殺菌温度・時間」を、一度見てみてください。